(ウィステリアProとアポイント管理職を使ってみよう! Ⅲ その1)
こんにちは。ニュースレターvol.12 no.1 から連載を始めた「ウィステリアPro とアポイント管理職を使ってみよう! II」の続編を久しぶりに再開します。
ウィステリアPro5.0 にバージョンアップされた会員もたくさんおられると思います。反面、新しく会員になられた方でウィステリアの名前を知っているけれど、どのようなソフトか知らない人もたくさんおられると思います。そこで今回の連載では、ウィステリアについてFileMaker®Proやネットワークの専門家の森一弘さん(アクセス代表)と一緒に連載することにしました。データベースソフトというと何か難しそうな気もしますが、この連載で身近に感じていただければと思います。

初回は、ヘルスケア型診療にどうしてウィステリアのようなデータベースソフトが不可欠なのかをお伝えしたいと思います。

病因論を理解する

私たちの学会(設立当初は研究会)では、設立当初から病因論に基づいた診療を基本にしてきました。図1 は2002 年のレビューコースでのスライドです。う蝕治療はう窩の治療ではなくて、脱灰と再石灰化のプロセスをコントロールすることが本来の治療です。う蝕のリスクは個人やライフステージによって変化するため、時間軸での継続したリスクコントロールが重要です。
(さらに…)

<ウィステリアProとアポイント管理職を使ってみよう—その2(NL19-1より)>
初回は,ヘルスケア型診療になぜウィステリアのようなデータベースソフトが不可欠なのかをお伝えしました.今や,予防型診療は時代の流れです.私たちは常に一歩先を進むためにデータベースを活用すべきだと思います.
今回は,ウィステリアで何ができるのかを,簡単に説明します.

〈メニュー画面〉(図1)
ウィステリアを立ち上げると最初に開く画面です.ここでは,画像のネットワーク関連の設定をおこないます.「新規登録」や「患者検索」と,これから説明していく「基本画面」「う蝕画面」「歯周病画面」そして「集計画面」に移動することができます.
〈基本画面〉(図2)
基本画面では他にもある歯科用のデータベースと同様に,カルテ番号,患者氏名,ふりがな,性別,生年月日,初診日,住所,電話番号などの基本的な情報を入力します.他のデータベースとの違いは,患者の来院履歴を残せることです. (さらに…)

<ウィステリアProとアポイント管理職を使ってみよう—その3(NL19-2より)>

*基本的な注意*
*ウィステリアなどのファイル名を変えないでください
*バックアップは毎日必ずとりましょう
*バックアップが必要なファイルおよびフォルダ*
・ウィステリアPhoto50 ・アポイント管理職3
・来院履歴5 ・唾液量5 ・抜歯履歴5 ・処置履歴5
・PerioAssistant5 ・XRAssistant111
・〈NewFile〉フォルダ(ウィステリアに取り込んだ画像の保存フォルダ)
※旧バージョンのウィステリアをご使用の場合はファイル名が一部異なります.

今回は少し話題を変えて,デンタルX のデータをウィステリアで使う試みについて触れてみます.
デンタルXに関して詳しくは理解していないのですが,患者への情報提供など優れているようですが複雑な検索は苦手なように聞いています.しかし,折角入力したデータを眠らせておくのはあまりにももったいないと思い,アクセスの森一弘さんにもアイデアをいただきながらデータをウィステリアに移行できないか試みました.実用できる段階まできたのでまだ途中経過ですが,報告しておきたいと思います.


〈歯周病データ〉
デンタルXでは「リスク統計」という機能があり,歯周病やう蝕のデータを記録することができます.歯周病データも「リスク統計」に入力しておけばテキストファイルの形で出力することができます. (さらに…)