デンタルX のデータをウィステリアで使おう

<ウィステリアProとアポイント管理職を使ってみよう—その3(NL19-2より)>

*基本的な注意*
*ウィステリアなどのファイル名を変えないでください
*バックアップは毎日必ずとりましょう
*バックアップが必要なファイルおよびフォルダ*
・ウィステリアPhoto50 ・アポイント管理職3
・来院履歴5 ・唾液量5 ・抜歯履歴5 ・処置履歴5
・PerioAssistant5 ・XRAssistant111
・〈NewFile〉フォルダ(ウィステリアに取り込んだ画像の保存フォルダ)
※旧バージョンのウィステリアをご使用の場合はファイル名が一部異なります.

今回は少し話題を変えて,デンタルX のデータをウィステリアで使う試みについて触れてみます.
デンタルXに関して詳しくは理解していないのですが,患者への情報提供など優れているようですが複雑な検索は苦手なように聞いています.しかし,折角入力したデータを眠らせておくのはあまりにももったいないと思い,アクセスの森一弘さんにもアイデアをいただきながらデータをウィステリアに移行できないか試みました.実用できる段階まできたのでまだ途中経過ですが,報告しておきたいと思います.


〈歯周病データ〉
デンタルXでは「リスク統計」という機能があり,歯周病やう蝕のデータを記録することができます.歯周病データも「リスク統計」に入力しておけばテキストファイルの形で出力することができます.現在のファイルメーカーPro は,デンタルXから出力されたテキストファイルを直接開いてファイルメーカーのファイルとして利用が可能です.しかし,そのままの形では,フィールドの名前や形式が異なるためにウィステリアで使うことはできません.そこで,双方を橋渡しするコンバート用のテンプレートファイル(図1, 2)を作成することで解決しました.
歯周病データには,初回,再評価,メインテナンス(複数)のデータがずらっと並んでいます.そのデータから,初回,再評価(2 回目),最新の3つのデータをウィステリアに取り込むようにしました.そうすることで,初回と再評価の比較や,メインテナンス経過による残存歯数の変化などが様々な条件で検索することができるようになります.また,来院履歴もコンバートできるようになりましたので,メインテナンスに来ているかどうか,過去6年間に何回メインテナンスに来ているかなどが一目でわかります(図3, 4).


〈う蝕データ〉
歯周病データと同じく,う蝕データもテキストファイルからコンバート用のテンプレートファイルを経由してウィステリアに取り込みます.デンタルXのデータでは,検査をおこなう度にdft,DMFTが記録されるので,その検査日とdft,DMFT を一人の患
者レコードにまとめる必要がありました.このアイデアを森さんにいただき,20歳以下のdft,DMFTデータをまとめることができました(図5, 6).このデータを用いると,デンタルXでは難しい,初診年度別や担当歯科衛生士別,定期的来院があるかどうか,など様々な条件で検索できるようになります.

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